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RADEMAX TWS-X9 完全ワイヤレスイヤホンレビュー!

RADEMAX X9のアイキャッチ

Amazonや楽天でたくさん売られている中国製の完全ワイヤレスイヤホン。

reviewfunでは特に売れ筋の商品のなかから、好評な商品を選んでレビューを行っています。

今回は、筒形ケースの外見が印象的なRADEMAX TWS-X9をテストしました。

 

Amazonでの販売価格は4000円ほどで、中華製の完全ワイヤレスイヤホンとしては比較的安価な部類に入る本機。

執筆(2019年1月20日)時点での星の数は4.4とかなりの高評価を誇っています。

レビューの数も209と、他の同系統アイテムと比べてもまずまずの数字です。

人気の秘密はどこにあるのか、チェックしていきます!

RADEMAX TWS-X9の概要

まずは、メーカーの発表や、AmazonのレビューからRADEMAX TWS-X9のセールスポイントを整理しました。

RADEMAX TWS-X9のココがスゴい!
  1. 音がクリアに聞こえる
  2. 本体・ケースともに高級感のあるつくり
  3. 筒型のケースがかさばらない
  4. 電池の持ちがよく、充電も早い

 

ユーザーのレビューを見ていて最も目立つのが、音に対するものです。

中高音に対する高評価が特に多く、「クリアに聞こえる」など、音の透明度を評価する声が多く見られました。

また低音についても悪いレビューはなく、「十分に出ている」といった内容のものが並びます。

 

音以外では、外見についての評価も良好。

完全ワイヤレスイヤホンでは、ボックス型のケースを採用したものが多いですが、本品のそれはワイドな筒形です。

高級感をほめる声に加え、「かさばらない」など、外へ持ち出したときの利便性を支持するレビューもありました。

 

今回は、このRADEMAX TWS-X9について、下記の基準で星5つ満点での評価をしていきます。

なお、これらの評価基準は当サイトで完全ワイヤレスイヤホンを採点する際に共通で設定している項目です。

 

RADEMAX TWS-X9の採点項目

操作性:望んだ操作が円滑にできるか

装着感:装着感は快適か

音質 :音の良し悪しや音飛びの少なさ

利便性:防水や携帯性など、取り回しの便利さ

総合:上記を踏まえた総合評価

 

編集長
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どんな使用感なのか、夢がふくらみますね!

※採点基準については、こちらのページをご覧ください。

RADEMAX TWS-X9の評価は?

RADEMAX TWS-X9の評価は以下の通りです!

成績通知表「RADEMAX TWS-X9」

操作性:

装着感:

音質:

利便性:

総合:

ひとこと:持ち歩きやすさは格別。外出時のオトモにおすすめ!

 

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通勤・通学用のイヤホンとしてはかなりの完成度です!

 

 

操作性:操作は快適だが、ペアリングに一部難が……

星3.0

タッチ操作は快適に行える

イヤホン外側にボタンが設置されていないRADEMAX TWS-X9は、タッチによって操作を行う方式になっています。

操作方法を一覧化してみました。

RADEMAX TWS-X9の操作一覧

  • 曲の一時停止・再生:左右どちらかのイヤホン背面を1回タップ
  • 次の曲へ進む:再生中に左側のイヤホン背面を2秒間触る
  • 前の曲へ戻る:再生中に右側のイヤホン背面を2秒間触る
  • 音量アップ:左側のイヤホン背面を素早く2回タップ
  • 音量ダウン:右側のイヤホン背面を素早く2回タップ
  • 着信応答:左右どちらかのイヤホン背面を1回タップ
  • 応答拒否:左右どちらかのイヤホン背面を触り続ける
  • 通話終了:通話中に、左右どちらかのイヤホン背面を1回タップ
  • Siriの起動(iPhoneのみ):左右どちらかのイヤホン背面を素早く3回タップ

 

筆者が一通り試してみたところ、以上の操作は問題なく行うことができました。

ボタン式ではないので、たまにこちらが意図していない操作を認識してしまう事態は起こりますが、それはほかの完全ワイヤレスイヤホンでも起こりうるレベル。

致命的な誤作動が起こることはないため、不快には感じないでしょう。

 

ペアリングには、ちょっとした罠が…

Bluetooth機器を使う場合、必ず必要なペアリング。

しかし、このペアリングにはRADEMAX TWS-X9の欠点があります。

 

本機は、両耳同時でも、片耳のみでもペアリングできるのですが、実はそのとき表示される接続機器の名称が「TWS-9」という名称で、統一されてしまっているのです。

これでどういう問題が起こるかといいますと……

 

両耳同時にペアリングしたい!

という場合に、「TWS-9」という表示を選んでペアリングしたら、実は片耳だった、、、なんてことが起こります。

これが起こると結局ペアリングし直しになってしまうので、なかなかにイラッとくるものです。

RADEMAX TWS-X9ペアリング本機のペアリングの様子。TWS-X9の文字が画面上にある

 

なお、両方のイヤホン背面が点滅していることを確認してからペアリングすれば、こういった面倒なことは起きません。

本品のペアリング操作をする際は、せかせかせず落ち着いて行いましょう。

 

操作は通常かそれ以上ですが、ペアリングの問題は小さくないと考え、操作性の評価は★3.0としました。

 

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ペアリングのわずらわしささえなければ、4.0以上です。

 

 

装着感:密着感がなく楽だが、脱落も多い

星3.5

柔らかいイヤーカップが耳にフィット

本機のイヤーカップは比較的柔らかめに作られています。

このイヤーカップ、フィット感が絶妙で個人的にはかなり好きな部類です。

どれくらい好きかというと、市販して欲しいくらい(笑)

 

長時間装着していても疲れにくいので、耳栓として使ってもいいほど。

以前、7時間ほど夜行バスに乗車した際には、本機を耳栓の代わりにしましたが、十分に仕事は果たしてくれました。

皆無といっていい密着感とは裏腹に、密閉感は十分なものがあり、装着感はかなり優秀な部類に入ります。

本機のイヤーピースの形状。素材のゴムは気持ち固めな印象

 

また、サイズ違いのイヤーカップが3種類同梱されています。

あなたの耳にもフィットするものがあるでしょう。

RADEMAX TWS-X9の同梱品RADEMAX TWS-X9の同梱品。中央にあるのが、替えのイヤーパットで、そのほかに充電ケーブルや問い合わせ先を記したカードが入っている(ちなみに、そのカードの日本語はかなりカタコト)

 

脱落は少なくない。運動時に使うのは微妙

装着感に優れるRADEMAX TWS-X9。

ただ、脱落しやすいという欠点も抱えています。

 

普通に使うぶん、例えば徒歩や電車などでの移動中などは問題にならないのですが、ランニングともなると話は別。

明らかにストレスになるレベルの脱落が起きるので、ランニングや、ジムワーク中に使う完全ワイヤレスイヤホンをお探しの場合は避けたほうが無難でしょう。

RADEMAX X9を装着右耳に装着。耳にはしっかりフィットするのだが、外れるときは簡単に脱落するので注意しよう

 

ちなみに、これまでレビューした格安完全ワイヤレスイヤホンのなかでは、Ginova T8が運動中の利用におすすめ。

脱落の少なさと丸洗いができるほどの防水性能は、運動中にぴったりです。

Ginova T8のアイキャッチ
Ginova T8レビュー!Amazon・楽天で人気沸騰中の完全ワイヤレスイヤホンAmazonで大人気完全ワイヤレスイヤホン、Ginova T8を徹底レビューしました。わかったのは全体的な完成度の高さ。バランスの良い音質、優秀な防水性能など、完全ワイヤレスイヤホンに求められる性能を広く備えているのです。この記事では、その魅力を、操作上の注意点なども含めて解説していきます。...

 

装着感はとても快適ながら、シチュエーション次第では脱落が気になる本品。

評価は★3.5としました。

 

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脱落さえなければ、星5.0だったかも……

 

音質:音はとてもクリア。ただし音飛びが気になる

星3.5

中高音がしっかり出て、低音も必要十分

RADEMAX TWS-X9の音はこの価格帯の商品としてはかなりの完成度です。

 

具体的に書いていくと、いわゆるドンシャリ、高音と低音がくっきり聞こえます。

さらに中高音がしっかり伸びるので、ボーカルの映えもバッチリ。

 

音が気になるといわれがちな完全ワイヤレスイヤホン、しかも格安の中華製にあって、本品の音の良さは頭一つ抜けているように思います。

 

音飛びは少なくない

完全ワイヤレスイヤホンを使っていて、気になる事項である音飛び。

RADEMAX TWS-X9においては、ペアリングや脱落とともに音飛びが主な欠点のひとつとなっています。

 

人の密度に関わらず比較的高頻度で音が飛ぶため、いくつかの完全ワイヤレスイヤホンを使った方なら「音飛びが多いな……」と感じるでしょう。

とはいえ、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとしては目をつむっていいポイントだと思います。

「音飛びの少ない、通信が安定したアイテムが欲しい」でないのなら、ある程度目をつぶってもいい欠点でしょう。

 

コーデックはSBCのみの対応か

RADEMAX TWS-X9パッケージに同梱されている説明書に加え、Amazonの販売ページも確認しましたがコーデックに関する記載はありませんでした。

恐らく、SBCのみの対応かと思われます。

RADEMAX TWS-X9の箱側面RADEMAX TWS-X9の箱側面を見たが、コーデックに関する記載はなし。説明書でも全く言及はされていなかった

 

音質の総評に移ります。

音は十分にクリアで、これだけなら星4.5でもあげたくなるくらい。

しかし音飛びの問題や、コーデック未記載という減点ポイントもあるため、音質の評価は3.5にとどめました。

 

編集長
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音がいいだけに惜しい……

 

 

コーデックって何なの?という方は以下の記事をどうぞ!

Bluetoothイヤホンたち
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利便性:防水性能は控えめだが、携帯性は超優秀!

星4.5

水に浸けられるほどの防水機能はない

RADEMAX TWS-X9の防水性能はIPX5です。

このIPX5というのは防水についての国際規格。

どんな規格なのか、ドコモの表記を参考に見てみると

内径6.3mmのノズルを用いて、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても、電話機としての性能を保つことです。

と、なんだか分かりにくい文言が並んでいますが、要は

「雨に降られたり、シャワーを多少かけた程度じゃ壊れない」

というものです。

 

なので、IPX5対応の本品を水にボチャっと浸けてしまうとアウト。

限界は、水に浸けることなく、シャワーでさっと水洗い、という線でしょうか。

IPX7レベル(1mの浸水30分に耐える)の防水に対応したものも多い完全ワイヤレスイヤホンのなかでは、控えめ防水性能といえるでしょう。

 

とはいえ、雨程度の水濡れなら問題ないので天気には関係なくバシバシ使い回せますし、洗えるので汚れがついても安心です。

多くのユーザーにとっては気にならない点だと思います。

 

筒型ケースの携帯性がヤバい

RADEMAX TWS-X9の最大の特徴といってもいい筒型のケース。

このケース、とにかく携帯性が最高なんです。

 

完全ワイヤレスイヤホンのケースで多いのはボックス型ですが、こちらはポケットに入れたときにかさばります。

厚みがあるものは、ポケットに入れることすら困難なほど。

 

それに比べて本品は、楽々ポケットに入れられる縦長の形状です。

スマホなどの外部への充電が可能なバッテリー機能のようなものは搭載されておらずシンプルではありますが、携帯性の高さは数ある欠点を補って余りあるほど。

バッグを持たず外出することが多いあなたを、確実に満足させるであろうアイテムです。

RADEMAX TWS-X9、ケースの長さRADEMAX TWS-X9の外ケース。サイズは10cm未満で、スマホよりもかさばらない

 

RADEMAX X9とiPhoneを並べたRADEMAX X9とiPhone7Plusを並べてみた。サイズの差は歴然

 

RADEMAX X9の側面本機を側面から撮影した一枚。タテの厚みは3cm弱。点灯しているランプは、内部のイヤホンを充電している証拠だ(なお、ケースの厚みについて、説明書には30mmとある)

 

利便性の評価は、飛び抜けた携帯性を大きく評価して星4.5としました。

携帯性の高さは、多機能性とトレードオフな要素。

このモデルが機能の多さでほかに多少劣るのは、目をつぶるべき問題だと思います。

 

編集長
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ケースはコンパクトでも、バッテリーの持ちは他機種と同等レベル!

 

総合評価:通勤・通学用途ならぴったりな一台

星4.0

RADEMAX TWS-X9は、通勤・通学などの外出時に使う完全ワイヤレスイヤホンとしてかなりの完成度を誇っています。

筒型ケースの携帯性の高さと快適な装着感、十分な音質で、特別何かにこだわりがあるという人でなければ十二分に満足できる性能でしょう。

RADEMAX X9の外見アルミ素材を使ったケースの外見は、格安商品と思えない。本機はおしゃれさも優秀だ

 

 

音飛びや運動中の脱落のしやすさなど問題点がないわけではないのですが、4000円という完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなりの低価格商品でコスパも抜群。

その点も考慮して、総合評価は十分満足の星4.0としました。

 

編集長
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最近の中華製品はクオリティが高いですね……!

 

こんな人におすすめ
  • 通勤・通学に使う完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
  • 手ぶらで出かけることが多い
  • イヤホン以外の機能を求めない

 

 

RADEMAX TWS-X9のカタログスペック

  • ケース寸法:W97mm×H30mm×D37mm
  • 動作電圧:3.7V
  • Bluetoothバージョン5.0
  • 通信距離:10m(障害物がない場合)
  • インピータンス:32Ω
  • イヤホンのバッテリー容量:40mAh
  • 充電ケースのバッテリー容量400mAh
  • スピーカーユニット:Φ10mm 2Hi-Fiステレオ
  • 音楽再生時間:3〜4時間
  • 周波数:20Hz-20KHz
  • ひずみ率:≦0.05%
  • 防水性能:IPX5
  • 外部材質:レジン、ゴム
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はたの編集長
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誰もが知っている出版社/IT企業への勤務を経て、フリーライターとして独立。GetNavi webなどの外部メディアへ記事を寄稿しています。本サイトは身の回りのお気に入りガジェットをレビューできればと思いスタートしたのですが、もはやガジェット以外も入り乱れた構成になっております。