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    Anker PowerCore10000レビュー!使い方までばっちり解説

    PowerCore10000アイキャッチ

    モバイルバッテリーは、容量を求めるとサイズが大きくなり、サイズを小さくすると容量も小さくなってしまい……と、なかなか全ての要求を満たす品がありません。

    そんなモバイルバッテリーのなかにあって、Anker PowerCore10000は、容量・サイズともに絶妙な最適解を提案しています。

    Ankerの誇る急速充電技術により、充電速度もかなり早く、外出中にスマホをSNSだ、ゲームだ、写真撮影だとバリバリ使い倒してもバッテリー切れ知らずです。

     

    今回では、「迷ったらこれを買え!」と自信を持って言えるモバイルバッテリー、Anker PowerCore10000をレビューします。

    はたの編集長
    本品こそ、モバイルバッテリーの決定版です!

     

    目次

    Anker PowerCore 10000の概要

    まずは、Anker PowerCore10000の長所を整理してみます。

    Anker PowerCore10000のココがスゴい!

    1. 手のひらに収まるコンパクトサイズ
    2. iPhoneXRを3回以上充電できる大容量
    3. Apple純正充電器の1.5倍以上の驚きの充電速度

      最大のストロングポイントは、やはり、容量とサイズのバランス感。

      本品の大きさは、10000mAhの充電器としては小型で手のひらに収まってしまうほど小柄。ポケットに入れてもかさばりません。

      ↑メガネと並べてみました。小さい!

       

      そんな小さなボディのAnker PowerCore10000は、iPhone 14を3回以上充電できます。

      これがとにかく絶妙な容量。

      容量が半分の5000mAhとなると、サイズこそやや小型になるものの、iPhoneなら2回満タンにできないくらいになってしまいますので、こまめな充電が必要です。もし、充電を忘れようものなら、その日はモバイルバッテリーなしで過ごさねばなりません。

      一方、10000mAhもあると、1回くらいの充電忘れなら余裕で持ちこたえてくれるので安心感が違います。

      また、満充電なら、スマホだけでなくカメラなどその他のガジェットを充電してもお釣りがくるので、便利さも段違いなのです。

      iPhone 14のバッテリー容量は、3279mAhとなっています。

      ジャック

      ↑本品のジャックは、出力用のUSB-Aと、入力用のMicroUSBの2種類。

       

      そして、Anker製品ならではの給電速度も大きなポイント。

      実測値は後ほど掲載しますが、本品の給電はApple純正のiPhone充電器の1.5倍を超える速度を誇ります。

      全体的に欠点のない、好バランス、高機能な商品で、Amazonでも大人気。レビュー数は5500件を超え、星の数は4.4にも及びます(執筆時点)。また、Amazon年間ランキング大賞ではバッテリー・充電器部門第1位を獲得した製品です。

      ↑モバイルバッテリーとしては珍しく、カラーバリエーションも豊富。筆者が愛用している黒のほかには、白、赤、青があります。

       

      Anker PowerCore10000のサイズ感

      Anker PowerCore10000は、手に十分収まるサイズ感です。

      女性の手にも収まるサイズです

      実寸は、約92mm × 60mm × 22mm。重さは180gとなっています。

      厚みこそ多少ありますが、面積はiPhone 14より小型。

      タイトなジーンズのポケットに入れても十分に収まるサイズで、ポケットからコードを伸ばして、スマホを使いながら充電するという使用スタイルも十分可能です。

      位置情報ゲームのプレイヤーなど、屋外でスマホを使いながら充電するというシチュエーションが多く発生する方にはうれしいモバイルバッテリーといえます。

      iPhone7Plusと面積比較。

      ↑iPhone7Plusと並べて、上から撮るとこんな感じ。本品がコンパクトなのがわかります。

       

      厚みの比較

      ↑今度は厚みを比較。iPhoneの4倍程度の厚みでしょうか。

       

      ジーンズのポケットからひょっこり

      ↑本品をジーンズのポケットに入れてみました。ゆうゆう収まりそうですね。

       

      ↑ポケットに入れてしまえば、外見からはモバイルバッテリーが入っていることすらわからないほど。

       

      なお、本品にはポーチが付属しています。

      本品より一回り大きいくらいのサイズ感のこのポーチは、本体にキズがつくのを防止します。

      カバンの中に他の荷物と一緒に入れることが多いモバイルバッテリーはキズがつくことも多いので、気になる方はこのポーチを使うのがおすすめです。

      ポーチ

      ↑付属のポーチ。右下にあるAnkerのタグが目立ちます。

       

      ポーチのサイズ感

      ↑ポーチは、本体より一回り大きいサイズ感です。充電用のケーブルも同時に収納しておくことができます。

       

      ケーブルもすっぽり

      ↑ケーブルをまとめて収納することもできます。写真に赤くうっすら見えているのがAnker製のケーブルです。

       

      Anker PowerCore10000の充電速度

      Anker PowerCore10000の充電速度について、Appleの純正充電器と比較してみました。(iPhone7Plusに向けて給電)

      すると……

      叩き出した値は1.57A!

      iPhone7Plusでテスト

      ↑iPhone7Plusで給電量をチェック。電流チェッカーに1.57Aという速度が表示されています。

       

      以前、iPhone純正充電器で測った際の給電量は0.97Aだった(下画像参照)ので、Apple純正充電器の約1.62倍もの数字が出ていることになります。

      Apple純正充電器で検証

      ↑Apple純正充電器でiPhone7Plusへ充電した際は、0.89Aという結果でした。

      モバイルバッテリーがコンセントに勝るとは、すごい進化をしたものですね。

      給電量が多くなればなるほど、加えて電圧(V)が小さくなるほど、充電速度はアップします。今回の実験では、Apple純正充電器でも、Anker PowerCore10000からでも、電圧はほぼ一緒ですね。

       

      また、本品には、Ankerの独自技術「Power IQ」が搭載されています。

      このPower IQとは「給電先の端末にあわせて、給電量を適切に調整する」という機能のことです。

      実は、ガジェットには許容できる給電量の限界があり、一定以上のスピードで充電をされると壊れてしまうというガジェットがたくさんあります。

      そこで、ガジェットの故障を防ぐためにPower IQが給電量を調節してくれるというわけです。

      ↑USB-A端子横にはPower IQのロゴが。

       

      試しに、筆者愛用のイヤホン、SoundPEATS_Forceでテストしてみました。

      すると、給電量は0.20Aまで減衰。Power IQが働いて、イヤホンの故障をしっかり防いでくれているようです。

      はたの編集長
      高価なガジェットの充電にも安心して使えます!

      Anker PowerCore10000の使い方&注意点

      本品の使い方は、充電したい端末と本品をケーブルでつなぐだけなのですが……使用上の注意点が3つあります。

      まず、本品充電時のことです。

      メーカーは、Anker PowerCore10000の充電時に用いる充電器は、5V/2A(10W)以上を推奨しています。

      もし、W数が少ないと、充電に異常に時間がかかってしまうなど、トラブルが起きる可能性があります。

      なので、本品購入時には、同社の急速充電器をあわせて買っておくのがおすすめ。

      以下の商品は、24Wとハイパワーな充電器なので、日常使いでも高い実力を発揮してくれるはずです。

      はたの編集長
      タブレットなどを使い回すユーザーにはこの急速充電器を強くおすすめします!

       

      2点目は、本品から給電を行う際は、Anker純正のケーブルを使うこと。

      というのも、Ankerが販売しているケーブルは、同社の製品が最高のパフォーマンスを発揮できるよう作られているからです。

      今回の撮影で使用した、Anker製のLightningケーブル

      ↑今回の撮影で使用した、Anker製のLightningケーブル。

       

      ここで、他のケーブル、ましてやMFi認証を通っていないものを使ってしまうと、本来の給電速度を発揮できないことがあります。

      MFi認証とは

      MFiは、「Made For iPhone/iPad/iPod」の略。その器具がiOS端末に対応するように適切に作られていることをAppleが認証しているという証です。この認証を通った商品でないと、デバイスの寿命を縮めてしまう恐れもあります。なお、Anker純正ケーブルは、もちろんMFi認証をクリアしています。

      今回の撮影でも、Anker PowerCore 10000から充電を行う際は、こちらのAnker純正ケーブルを使っています。

      また、Anker純正のケーブルは布で覆われた布製ケーブルであり、断線しにくいという観点からもとてもおすすめなアイテムです。

      ガジェットをタフに使い回す方はもちろん、そうでない方も持っておいて損のない1本ですから、ぜひお手元に置いておいてくださいね!

       

      そして、Anker PowerCore10000はAndroid端末に搭載されている急速充電規格「QuickCharge」には対応していません。

      QuickCharge対応のモバイルバッテリーが欲しい方は、同社のAnker PowerCore Speed 10000 QCを購入してください。

      こちらはその名の通り、本品の派生商品。

      価格こそほぼ同等ですが、重さやサイズが若干大きめになっています。

      Anker PowerCore10000のおすすめ度

      星5.0

      友達から「モバイルバッテリー欲しいんだけど、何かいいの知らない?」なんて質問をされたら聞かれたらまずこれをすすめたい。

      そんな魅力がAnker PowerCore10000には詰まっています。

      価格も3000円以下とお手頃で、スキが見当たらない、まさにベストアイテムです。

       

      Anker PowerCore10000は、こんな人におすすめ!

      • 使い勝手の良いモバイルバッテリーを探している
      • 小型モバイルバッテリーを使っていたが、容量に不満を感じる

       

      Anker PowerCore10000の仕様

      • 電池容量:5000mAh
      • 入力:MicroUSB ×1 5V/2A
      • 出力:USB-A ×1 5V/2.4A
      • サイズ:92mm × 60mm × 22mm
      • 質量:180g

      ※取扱説明書より引用

      PowerCore10000アイキャッチ

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